カタログを送ってもらう。

こんにちは!

本日もよろしくお願いいたします。

1、カタログは一石三鳥

今回はカタログについて改めておすすめしていきたいと思います。

以前の記事でもお伝えしましたが、物故洋画の勉強をする際に一番手っ取り早く、かつお金がかからない方法がカタログを定期的に送ってもらうことです。

これは何も絵画だけのことではなくて、古書でも骨董でもなんでも、その道を行こうと思ったならばカタログを避けて通ってはいけません。僕の心の中の師匠である荒俣宏さんも、鹿島茂さんもカタログについて、それはそれは熱く語っております(その魔力についても)。

なぜ、カタログをこんなに推すのかというと、まずひとつはカタログという物はその道のプロが何ヶ月もかけて作ったものだからです。

彼らは当然僕たちよりも長い経験を持ち、僕たちよりも多くの品物をその手に取り見てきています。よって、そのものの状態や希少性やそれらを加味した相場も当然ながら知っており、それらの知識を総動員して仕入れを行い、そうやって仕入れた商品を何ヶ月もかけて「一冊のカタログ」という形に落とし込んでいきます。

だからこそ、そこに含まれる多大な情報、固有名、作品、相場、発見……

つまり、カタログは店の商品パンフレットでありながら、彼らの経験の結晶なのです。シェフの作ったこだわりのコンソメみたいなものと言ってもいいでしょう。

そんなものが無料でもらえるなんて!こんなに素晴らしいことはありません。

しかも、見てるだけでも勉強になるのに電話一本すればすぐに実物を買うこともできる!わざわざ取りにいかなくても送ってくれる!送料もかからない!一石三鳥以上の代物かもしれません。

2、9年も経てば立派な資料に

僕はカタログを本当に毎回楽しみにしています。カタログに育てられたといっても過言ではないです。

もちろん、今までいただいたものは全て取っておいてあります。

もっとあるのですが、本棚の幅を取ることだけが弱点です……

これだけあればもう立派な資料です。わからない絵や見覚えのある絵がネットで出品された時、図録がなかったら、カタログを全て見返しています。すると必ず一点か二点は同一作者の作品画像が見つかるのです。こういう時、画廊主の皆さんの努力にいつも感謝しています。

これは長くコレクターをしてきた強みだと僕は勝手に自負しているのですが、いっても僕もまだ十年目の駆け出しなので持っていない過去のカタログもあります。なので最近はネットで過去のカタログが出品されると、ここぞとばかりに買っています。

……はい。我ながらアホだと思います。でも、買ったカタログはどれも素晴らしい内容だったので、この買い物に一片の悔いなしです!

3、おすすめのカタログ

では実際にどこのカタログを送ってもらえばいいかということなのですが、僕の浅い経験からいってもまずは神保町の版画堂さんが一番にくるのではないかと思います。

版画堂さんは店名通り、版画に力を入れた画商さんです。しかし、版画専門とはいっても水彩やデッサンや油彩、彫刻なども扱っていますので毎回とても勉強になります。

また、載っている品数も多く、そして設定価格が安い。これは本当に安いので、是非みなさまも電話注文のほどよろしくお願いいたします。ちなみに僕は知り合いですが、回し者ではございません。

カタログは電話やメールでお願いできると思います。少し遅れますが、ネットで閲覧することもできますので、まずはネットでどんな感じなのか覗いてみてもいいかもしれません。

次におすすめするのは、やはりいのは画廊の画楽市のカタログだと思います。ここでしか売られないような画家の絵がたくさん載りますし、価格も安いです。一回に50点ほどの掲載ですが、他にない情報源になりますので是非送ってもらってみてください。電話でも、メールでも大丈夫と思います。

他にも早池峰堂さんや山田書店美術部さんのカタログも良いと思います。カタログはせっかく作っても見てもらわなければ始まりません。なので、皆さんカタログはもらって欲しいはずなので、遠慮せずに電話してみてください。

ご紹介した画廊、結局全部神保町の画廊なんですけどね……僕自身、銀座とか他の画廊密集地にはほとんど行ったこともありませんし。(でも、銀座のギャラリー川船さんは元猪羽さんの同僚の方の画廊で、年末に物故画家の販売をしていておすすめです)そう。なんだかんだでこれに落ち着くんですよ。むしろ僕も他に素晴らしいカタログを出している画廊さんがあれば、ご教授願いたいです。ほんと、よろしくお願いします!!

ではでは、また~。

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